on the same page – フレーズの意味と例文を Better Call Saul S3 から

フレーズ
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海外ドラマ Breaking Bad のスピンオフ作品である Better Call Saul (ベターコールソウル) シーズン3 で紹介したフレーズの中から、特に興味深いものに絞ってまとめました。各シーンの時間は Netflix でのおおよその再生時間です。ネタバレを含むかもしれないので、もしシーズン3を見終わっていない場合はご注意ください。引用の最初の (E3 05:40) のような括弧は、何話目の何分何秒あたりのセリフであるかを示しています。

stand in your way

(E3 05:40) And if you were to hurt him in the same manner again… I would not stand in your way.

stand in the way で妨害/阻止することです。stand in someone's waystand in the way of someone は、誰かが何かをするのを妨害、邪魔をすることを意味します。文字通り、誰かの進行方向に立ちはだかっている様子がイメージできますね。”I would not stand in your way” は「邪魔はしないよ」といったところでしょうか。

no longer with us

(E4 39:26) I had an aunt. She’s no longer with us. She went to church every Sunday, but … when the boys’ choir sang, she would absolutely have to leave.

no longer with us で、もう故人となってしまったことを意味する形容詞になります。「彼女はもうこの世にはいないのだけど」といったことを言いたいときに使えます。また、企業のような組織内の会話で「あいつはもう辞めたよ」ということを表現するためにも no longer with us が使われることもあります。本編は前者の意味ですね。ところで no longerstill に変えて still with us とすると、逆にまだ生きていて死んでいないことを意味する形容詞になります。

what is your problem?

(E5 08:31) What is your problem?

what is your problem? で、相手の言動を許容できないときに使われる挑戦的なフレーズです。単に直訳すると「あなたの問題は何ですか?」とふつうにきいているだけに見えますが、実際は「いったいなんなの!」「何考えてんの」といったキツめの表現です。ですので、意図しない場面でうっかり使ってしまわないように注意しましょう。ちなみに “what is his problem” のように三人称を使うこともできます。

on the same page

(E5 31:21) Can we talk about your disease for a moment? I’d like everybody here to be on the same page about it.

on the same page は複数の人物がある事柄ついて同じくらいの知識を得て、同じくらい理解すること、同じように考えることを意味するフレーズです。合唱に使う楽譜やミーティングの資料などで、同じページに注目する様子がイメージできますね。ある物事について互いに認識を合わせておきたい場合などに使えるフレーズです。OTSP と略されることもあります。

hung the moon

(E6 14:13) Pop, the way he talked about you, it was like you hung the moon.

「彼はあなたのことを、超人であるかのように話していたわ」といった感じのフレーズ。you hung the moon をそのまま読むと「月を空にかける (置く)」といった意味に読めます。これは一種の比喩表現で、話し手にとって相手がいかに素晴しく、無条件の尊敬や畏怖、心酔の対象であるかを表現できます。

hold the fort

(E7 20:37) Hold the fort for the few minutes, would you?

「ちょっと見ててもらえるかな」という感じの台詞です。hold the fort で留守番をする、(砦に限らず) 何かの番をするといった意味になります。

what do you say?

(E8 05:01) Gonna be a big night, my friend. What do you say? Time to get moving?

「どうする? そろそろ行くか?」といった感じの台詞。what do you say? で、「どうする?」「どう?」。文脈中のある事柄について同意するか、ある物事をする意志があるかを相手に確認する意味になります。「どうする? 今夜はもう一軒行こうか?」「明日は映画にでも行こうか。どうだ?」と、日常会話でたまに使えそうなフレーズですね。ちなみに、子供に対して言う場合は、その子供が礼儀正しい表現をする (ありがとうを言う、丁寧に言い直す) ことを促す意味でも使われることがあるようです。

a fart in a wind

(E8 43:31) That waiver’s gonna make Swiss cheese look solid. And in a personal lawsuit, it’s a fart in the wind.

fart in a windstorm で無意味で役に立たない事柄や、行為を意味するフレーズになります。本編の台詞では windstorm ではなく wind ですが、同じ意味として捉えて問題なさそうです。確かに、強い風の中でのおならというのは、誰にとっても何の影響もなさそうです。あまりお行儀の良い表現ではないですね。

first choice

(E10 03:10) I know we all want a swift resolution here. So what are our options? Take it to trial. Expensive. And extremely damaging for HHM’s reputation. Not my first choice, or yours, I imagine.

first choice で、複数ある選択肢のうちの第一候補、最有力候補といった意味です。”Not my first choice” で、それが自分が最初に選択したい選択肢ではないことを表現できます。

come around

(E10 16:37) He’s old-fashioned. He’ll come around.
(E10 16:53) I’ll talk to him. He’ll come around.
(E10 30:23) It just took her a bit to realize what was important to you. She came around.

10話には3回も登場するこのフレーズ。come around は意見や見解を変えること、または意識を取り戻すこと、ある場所にふらっと立ち寄ることなどを意味する句動詞です。本編では最初の意味 (意見や見解を変えること) の意味で使われています。

参考

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