Easy peasy – フレーズの意味と例文を Better Call Saul S1E9 から

フレーズ
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海外ドラマ Breaking Bad のスピンオフ作品である Better Call Saul (ベターコールソウル) シーズン1エピソード9 (Pimento) に登場するフレーズの意味と使い方について解説します。各シーンの時間は Netflix での再生時間です。

mo-fo

(5:47) This mo-fo is on fire.

“Mother Fucker” を省略した言い方。mo-fo と言われたらそういうことだと理解しましょう。

no big deal

(6:39) It’s no big deal.

まったく難しいことではない、面倒なことではない、大したことはないといった意味。”It’s not a big deal.” とも言ったりします。余談ですが、ここから not を取り除いて “It’s a big deal.” とするともちろん逆の意味、つまり、すごいとか大したことだといった表現として使えます。ただし、そう思っていないことを示す皮肉っぽい意味でも “Big deal” と言うこともあるので、文脈に注意する必要があるフレーズと言えるでしょう。

so be it

(13:24) You don’t want to tell me what you’re carrying, so be it.

“so be it” は「それならそれでいい」「仕方ない」「好きにすれば」「勝手にしろ」のような、その物事を受け入れることを示す意味になります。またこのフレーズは、言った本人はその状況を気に入っていない、喜んでいないということを暗示するそうです。本編のシーンからも、単なる肯定以外のニュアンスを読み取れます。

dead weight

(15:37) You’re dead weight.

“dead weight” は自分では動けない、物事が進むのを妨げる重い荷物を指し、つまりここではお荷物や足手まといといった意味になります。

a third wheel without a piece

(15:38) He’s just a third wheel without a piece.

本編では直前の “dead weight” を言い換えるのに使われているフレーズ。”a third/fifth wheel” というフレーズは、二輪車や四輪車についた余計な車輪にたとえて、目的もなくその場にいる不要な人物を指して使われます。一言にするなら「お荷物」「役立たず」といったところでしょうか。ではそれに続く “without a piece” は何でしょう。前後の会話から、ここでの a piece は恐らく拳銃やナイフのような武器を意味するスラングのようです。つまり “a third wheel without a piece” で「武器も持たない役立たず」ということになります。

tell you what.

(15:39) I’ll tell you what.

“tell you what” で提案をもちかけたり主張を強調するための導入のフレーズとして使われます。海外ドラマや映画を観ているとよく遭遇するので知っている人も多いかもしれません。「こうしよう」「あのね」「いいかい」などと訳されたりします。

leg work

(27:00) Jimmy found that case. He built it. Did all of the leg work.
(33:28) I put in a lot of leg work before coming here.

“leg work” は、何かを達成するためにあちこちへ行って行なう情報集めや下準備のような、つまらないけど必要な、実際に手を動かす仕事を指します。

duly noted

(28:11) Well. Duly noted.

“duly noted” の duly は正式に、noted はここでは相手の言葉を受け取ったことを示すことを意味します。「確かに聞きました」「承知しました」「了解しました」「わかりました」といったところでしょうか。丁寧そうに聞こえますが、文脈によっては「はいはい分かりました」といった無礼な感じにもなりうるフレーズで、相手の主張に対する誠実さとは逆の意味として受け取られる可能性があります。

the less talk, the better.

(29:31) Probably the less talk, the better.

「たぶん口数は少ないほどいいだろうな」という台詞。似たフレーズとして “The more you buy, the more you save.” のように more を使ったものを目にしたことがある人は多いかもしれません。本編の台詞から、この用法には more だけでなく less も使えることが分かます。

in any case

(29:41) Well, in any case

“in any case” で「とにかく」「いずれにせよ」「何にしても」といった意味の副詞句。類語として anyway や nevertheless が挙げられます。

easy peasy

(29:42) Here is what is going to happen. You’re gonna take the money. You’re going to count it. If it’s all there, you hand them the pills. Easy peasy.

とっても簡単であるという意味。初出は 1940年のアメリカ映画 “The Long Voyage Home” ということです。”Lemon Squeezy” という 1950-1960 年代の洗剤のCMでも有名で、CM中の子供の台詞として使われています。本編では、ある分野のエキスパートが経験が浅い人に対して「簡単でしょ」と教えるシチュエーションで使われています。便利そうですが、使う相手を間違うと気分を害してしまうかもしれません。

sleep on it

(34:44) Why don’t you get us home? You can sleep on it before you decide.

台詞の最後にもあるように “sleep on it” は決定を遅らせるということです。アイデアを一晩寝かそうというときに使えそうなフレーズですね。

a long shot

(41:36) I get it. It’s a long shot.

“long shot” は文字通り、リスキーであったり、うまくいく見込みが低い物事に賭けることを指します。Season 1 Episode 6 に登場した “Hail Mary” に似ているフレーズですね。

Can you live with it? - フレーズの意味と例文を Better Call Saul S1E6 から
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a game of chicken

(42:05) You get in a game of chicken with Howard.

“game of chiken” は日本語でいうチキンレース/チキンゲームのことです。このゲームでは、車に乗った2人が、遠くから互いに向かって一直線に走り、正面衝突を避けるために先にハンドルを切った方が敗者となります。

you’re on your own

(46:00) After that, you’re on your own.

「(何日か生活するための物資は用意するから) その後は自分でやってくれ」という台詞。”on one’s own” で「単独」や「他人の助けなし」といった状況を意味します。

参考

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