英単語のスペルと発音の関係についてのガイドライン

発音
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英語は様々な言語をルーツに持つため、同じ発音に対応するさまざまなスペルがあったり、逆に、同じスペルでも発音が異なる場合があります。一方で、スペルと発音は全く無関係というわけでもありません。綴りに対応する発音やアクセントのルールとして、100%ではないもののある程度の関係性のパターンは存在します。例外が多くあることを知ったうえで、そういった規則性に則ったルールをある種のガイドラインとして覚えておくことで、未知の単語に出会ったときの学習の効率が上がることを期待できます。こういった学習アプローチとして Phonics (フォニックス) があります。ここではいくつかの代表的なルールを紹介します。

音節について

スペルと発音のルールを理解するには、単語を複数の音節 (シラブル) に分けられる必要があります。音節とは、母音を中心とした音のまとまりの単位です。単語を辞書でひくと、syl·la·ble のように · で音節で区切られて表示されていることがあります。たとえば syllable なら syl / la / ble で3つの音節があるということです。それぞれの音節に母音が含まれていますね。このように、母音となる字を手がかりにして、単語を音節に分けることができます。

母音の発音ルール

母音は主に a/e/i/o/u で、ときどき y/w を指すこともあります。同じ母音でも、短母音か長母音かによって発音が異なります。例えば、take (テイク) の a と tap (タップ) の a は、同じ発音ではありませんね。これらを整理すると、それぞれの発音は次のようになっています。

文字短母音 (カナ)長母音 (カナ)
a/æ/ (ア)/eɪ/ (エイ)mat vs. mate
e/ɛ/ (エ)/iː/ (イー)pet vs. Pete
i/ɪ/ (イ)/aɪ/ (アイ)twin vs. twine
o/ɒ/ (オ)/oʊ/ (オウ)not vs. note
u/ʌ/ (ウ)/juː/ (ユー)cub vs. cube

表は https://en.wikipedia.org/wiki/Vowel_length の情報を元に作成しました。短母音と長母音の (カナ) は実際の発音とは異なりますが、あくまで参考として載せています。

では、この短母音と長母音の違いを踏まえたうえで、スペルと母音の発音の一般的な関係について見ていきましょう。

音節が e で終わる場合

音節が e で終わる場合、ひとつ手前の母音は長母音の発音となります。また、音節の最後の e は発音しません。

  • make
  • pete
  • lite
  • hope
  • luke

音節に2連続する母音がある場合

音節に2つ連続する母音がある場合、最初の母音は長母音の発音となり、続く母音は発音しません。

  • pain
  • season
  • goat
  • rescue
  • say
  • peach

ただし oi/oy/ou/ow/au/aw/oo のような二重母音にはこのルールは適用されません。

音節が母音で終わり、かつそれが唯一の母音であるとき

音節が母音で終わり、かつそれが唯一の母音であるとき、その母音は長母音の発音となります。このような音節を開音節といいます (対義語は閉音節です)。

  • paper
  • me
  • open

母音 i/o の後ろに子音が2つ連続して続く場合

母音 i/o の後ろに子音が2つ連続して続く場合、それらの母音は長母音の発音となります。

  • find
  • mold

子音の発音ルール

e/i/y が続く子音

c に e/i/y が続く場合、c の発音は s (k ではない) になります。

  • cell
  • city
  • cyber

g に e/i/y が続く場合、g の発音は j (g ではない) になります。

  • gem
  • giant
  • gym

母音に囲まれた si

母音に囲まれた si は sh ではなく zh の発音になります。

  • vision
  • Asia

アクセントについてのルール

英語の会話をスムーズにできるようになるには、発音の他にアクセントの習得が欠かせません。アクセントがなぜ必要かの説明と、一般的なルールについては、以下の記事で紹介しています。

アクセントを意識して英会話の「?」を無くす - ストレスする位置の一般的なルール
アクセントを意識できるようになることで、発音だけでなくリスニング力も向上します。この記事で紹介する「ストレス (強勢アクセント)」とはセンテンスの一部の単語や、単語の一部の音節を長く、はっきり、高いピッチで発話することです。単語を発音するときに間違った場所にストレスを置いてしまうと、聞き間違えられてしまったりします。また、適切なストレスの位置を知らないことで、ネイティブの話す英語をうまく聞き取れないこともあるでしょう。ここでは、なぜアクセントの違いでそういった不都合が生じるか...

参考

発音
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