お風呂で英語漬けになる

学習法
スポンサーリンク

英語力は勉強というよりトレーニングに近い

英語習得に必要なのは、必ずしも高い学力だけではありません。むしろ大切なのは、英語に継続して触れ、英語を使い続けることだと言えます。私たちが学力の高低にかかわらず日本語を話せることを考えれば、これはある意味で自然なことでもあります。

もちろん、それが簡単なら誰も苦労しません。現役世代にとって、趣味や学習の時間を毎日確保するのはなかなか難しいものです。仕事や家庭のことをこなしながら、さらに英語学習の時間を捻出するのは、現実にはかなり大変です。

仕事が英語環境でも話す力がつくとは限らない

普段から仕事で英語を使う機会の多い方でも、実際にはテキストチャット中心でやり取りしている、というケースは少なくありません。そのため、読む・書くことにはある程度慣れていても、口頭でのやり取りにはあまり自信が持てず、ミーティングなど「いざ」という場面で思うように力を発揮できない。そんなジレンマを抱えている方も多いのではないでしょうか。

その点、オンライン英会話には大きな意味があります。口頭でのやり取りをする機会を増やし、練習量を確保できるからです。ただ、それを毎日続けるのはやはり根気がいります。しかも、1日たかだか30分ほどの練習だけでは、留学のような「本物」の環境と比べると、少し心細いものです。

バスタイム読書で英語にも浸かる

そこでおすすめしたいのが、定期的な英会話に加える補助的なアプローチとしての「バスタイム読書」です。

一般に、毎日10分から15分ほど浴槽に浸かることで、リラックス効果や疲労回復効果が期待できると言われています。もし今あまり湯船に浸かる習慣がない方なら、この習慣を取り入れるだけでも十分意味がありますし、そこに英語学習を組み合わせれば一石二鳥です。お風呂に浸かりつつ、英語にも全身を浸してみる。入浴中は意外に英語学習と相性のよい時間です。

やり方はとても簡単です。まず、英語で書かれた本を1冊選びます。個人的には、口語表現の多い小説のようなものがおすすめです。それを電子書籍としてスマートフォンに入れ、防水のためにジップロックなどに入れておきます。あとは浴槽に浸かる10分から15分の間だけ、その本を読むだけです。

できれば、音読しながら読むのがおすすめです。声に出して読むことで、読む練習だけでなく、話す練習にもなるからです。音読が難しければ、オーディオブックを流したり、スマートフォンの読み上げ機能を使ったりするのもよいでしょう。もちろん、長く浸かりすぎて湯あたりしないようにだけは注意したいところです。

続けるためのポイント

ここで大切なのは、浴槽の中では、やり方はどうあれ、読書以外はしないと決めることです。これによって、「浴槽に浸かる時間 = 英語に浸る時間」という結びつきができやすくなります。

習慣というのは、気合いだけで続けるよりも、日常の流れの中に組み込んでしまったほうが長続きしやすいものです。忙しい毎日の中で、まとまった英語学習の時間を確保するのは難しくても、すでにある生活の一部を英語に置き換えることなら、意外と現実的です。

バスタイムを英語漬けにすることは、小さな工夫にすぎないかもしれません。しかし、英語に触れる時間を少しずつ積み上げる方法としては、かなり取り入れやすいやり方です。毎日の入浴で体を湯に浸しながら、同時に自分を英語に浸していく。そうした習慣は、無理なく英語との接点を増やす方法として、思っている以上に相性がよいのではないでしょうか。

Copied title and URL