royal と loyal の違いと覚え方 – 紛らわしい単語たち

学習法
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royal と loyal はどちらも一般的 (SVL Level 2 と Level 3) な単語ですが、それぞれ異なる意味なのにもかかわらず違いは1文字だけ (r/l) と、混同しやすく紛らわしい厄介な単語です。それぞれの意味や語源を確認して、かんたんに覚えられる判別方法を探してみましょう。

royal と loyal それぞれの意味

royal には、名詞で「王族」「王家の人」、形容詞で「王家の」「王室の」「大きい」「最高の」といった意味があります。

一方、loyal には、名詞で「忠臣」、形容詞で「忠実な」「忠誠心のある」「審議に厚い」といった意味があります。

どちらもスペルは似ていますが、royal (王族) に対してそれに使える loyal (臣下) と、rとlの違いだけでイメージが真逆となる印象ですね。royal を含んだカタカナとしては、皇室を指すロイヤルファミリー (royal family)、女王蜂の食べるローヤルゼリー (royal jelly)、レストランのロイヤルホスト (Royal Host)、試合形式としてのバトルロイヤル (battle royal) などがありますね。loyal を含んだものは、マーケティングなどで企業や商品を継続購入してくれる顧客を指すロイヤルカスタマー (loyal customer) が挙げられます。これらからうまく連想できればいいのですが、他に覚える方法は無いのでしょうか?

同じ語源を持つ単語から連想する

royal はラテン語の rex から来ており、さらにこれは “to lead, rule” (リードする、支配する) を表す *reg- をルーツとしているそうです。同じルーツを持つ現代の英単語としては、他に regime, regulate, reign, rule といった単語があります。これらはそれぞれ、「政治形態」「規制する」「治世」 「統治する」といった意味を持ち、royal の持つ意味と近いですね。ということは「royal の r は rule の r」と覚えることができそうです。

この判別方法は、regal (王の) と legal (法律を守る人; 合法の) にも適用できます。

参考

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