定期的な運動は、さまざまな疾病を予防するうえで大切な習慣です。生活スタイルに合わせて、屋内でできるトレーニングを取り入れる方もいれば、ランニング、ウォーキング、サイクリングなどを続けている方もいるでしょう。一方で、英語習得に必要なのも、必ずしも特別な学力だけではありません。むしろ大切なのは、英語に継続して触れ、英語を使い続けることです。私たちが学力によらず日本語を話せることを考えれば、これは自然なことでもあります。
英語の習得に必要なものは筋トレや運動の習慣とどこか似ています。どちらも、短期間で一気に成果を出そうとするよりも、無理のない形で続けることが大切だからです。定期的なワークアウトの時間を、英語のトレーニングにも使ってみるのは、なかなか相性のよい方法ではないでしょうか。
継続に無理のないものを聴こう
大切なのは意味のある学習を継続することですから、好きなものや難易度の高すぎない、継続しやすいコンテンツを選びましょう。まず気軽に始めるなら、好きな洋楽を聴くのもよいでしょう。カラオケのレパートリーに加えるつもりで、実際に口ずさんだりしながら、歌詞や歌い方に注意して聴いてみましょう。
また、すでに一度観たことのある映画やドラマの音声だけを流しっぱなしにする、というのもおすすめです。すでに内容や場面を知っている作品であれば、映像を思い出しながら聴けるため、ただ音だけを聞くよりも理解しやすくなります。どんな場面で、どんな気持ちでその台詞が言われたのかを想像しながら聴くことで、聞き取りの練習にもつながります。
そのほか、仕事や趣味に関するポッドキャスト、あるいはオーディオブックを聴くのもひとつの方法です。内容に興味が持てるものであれば、無理なく続けやすいですよね。英語学習のためだけに作られた教材よりも、自分が自然に聴きたくなるものを選ぶほうが、結果的には長続きするものです。
事前準備と最適化
運動を始めてから「今日は何を聴こうかな」と迷ってしまうと、それだけで少し面倒になってしまいます。事前に軽く、適当に目星をつけておいて、あとはやりながら最適化していきましょう。
Spotify、YouTube、Audible、Netflix、Amazon Prime Video などを使って、あらかじめ自分に合いそうなコンテンツをいくつか見つけておくとよいでしょう。そして、実際に運動しながら試し、自分のワークアウトに合うものを少しずつ開拓していくのがおすすめです。例えば、軽いウォーキングなら落ち着いて聴けるポッドキャストが向いているかもしれませんし、強度の高い運動なら、内容を細かく追うものより、気分よく流せる洋楽のほうが合うかもしれません。運動の種類によって、聴きやすいコンテンツも変わってきます。
また、公道でのランニングやウォーキングではなるべく安全への配慮が欠かせませんね。車や自転車、ほかの歩行者にすぐに気づけるよう、耳をふさがない開放型のヘッドホンを選ぶのがおすすめです。
特別な勉強時間を別に確保しようとすると続きにくくても、すでにある習慣に英語を組み込むことなら、意外と無理なく続けられるものです。体を動かしながら、耳は英語に慣らしていく。そんな形で、毎日のワークアウトをリスニングのチャンスにしてみてはいかがでしょうか。
